皆さんこんにちは!旅行好きライターのとしと申します。今回は旅行の記事ではなく、株式投資に関する記事です。株式投資初心者に向けた記事なので、今から株を始めてみたいという人にもおすすめの記事となっております。
株式投資を始めたはいいものの、勝つことができていないという方も多いかと思います。経済発展している国であれば、その国の株価指標は上昇するため、株式投資で勝つことのできる確率は高いです。しかし、個人投資家で株式投資を行っている人の中で、勝てている人は全体の3割程度とも言われています。
なぜ株式投資をしている個人投資家は勝つことができないのでしょうか。この記事では、株式投資初心者に向けて、株式投資で勝つためのノウハウをお教えいたします。
株式投資は全体でプラスサムであるにも関わらず、なぜ個人投資家は勝てないのでしょうか。それは、個人投資家のお金が機関投資家に吸い寄せられているからです。
機関投資家とは、年金基金や投資信託などで投資を行っている人のことで、言わば『プロの投資家』とも表せます。
個人投資家が機関投資家に勝てない理由をいくつかピックアップしていきます。
- 資金力が強い
- 情報を掴むスピードが速い
- 知識やノウハウで負けている
買付余力に余裕を持とう
機関投資家は基金や拠出金を元に投資を行っているため、個人投資家に比べると巨額の資金を投資に費やすことができます。株式投資は、基本的には資金に余裕があればあるほど有利です。
株式投資の投資手法の一つに『ナンピン』というものがあります。株価が落ちたときに買い増しして、株式の平均取得単価を下げる方法です。
資金に余裕があれば、ナンピンをしているだけでも勝つことの出来る確率は高いと言えます。
個人投資家で無限の資金力を持つことは難しいですが、あることを意識すれば、疑似的に機関投資家のような資金力を持ち合わせることができます。
個人投資家は買付余力に余裕を持ち、ポジションを増やしすぎないことが重要です。
買付余力に余裕があれば、株価が下がったときにナンピンをすることもできます。株価が下がっているときは深追いしないことも重要ですが、絶対に自信のある銘柄もあるでしょう。
そのようなときは、買付余力に余裕を持たせることでリスク管理が可能です。
情報には敏感に
当たり前のことですが、情報を敏感に追うことが出来ていない株式投資初心者は結構多いのではないでしょうか。株価はあらゆる情報に反応して動きを見せます。そのため、常にアンテナを張って情報を収集することは株式投資において重要です。
しかし、本業がある人は特に、株価や情報を常にチェックすることは難しいでしょう。そのような人は、株式投資で勝率を上げるためには最悪の場合を想定して『指値注文』を活用することも重要です。
指値注文とは、あらかじめ株価を設定しておいて、株価がその値段になったら自動で売買してくれるシステムです。この指値注文を活用すれば、予期しない突然の株価の下落にも対応することができます。
例えば、安倍晋三元首相が辞任の意を述べる会見をした際には、一時的に日経平均株価が大暴落しました。このように元々予期されていた出来事であっても、株価は大衆意識を反映するため、思わぬ方向に動くことも多いです。
指値注文を活用することで、このようなイレギュラーによる株価の暴落にも対応することができます。常に株価や株式投資の情報を追うことが難しいという人には特におすすめの手法です。
株式投資においては負けないことが重要
株式投資において重要なのは、いかに勝つかという意識よりも負けないという意識です。株式投資初心者の人は特に、いかに負けずに株式投資を行うかを意識してみてください。株式投資において負けてしまうと、最悪の場合は資金を失い、株式投資の場から退場することにも繋がり得ます。
株式投資において負けないためには、自分の中で投資のルールを決めておくことが重要です。例えば、『株価が取得したときから5%下がったら損切りをする』というように事前にルールを決めておきましょう。
株式投資において負ける人に多い特徴の一つが、損切りをできないということです。株価が下がっているにも関わらず株を手放すことができず、やっとの思いで手放したときにはそれが底であったという経験をしたことがある人も中にはいるのではないでしょうか。
株式投資で値動きを完璧に読むことは個人投資家には難しいです。特に、下がっている株価の底を読むのは至難の業と言えます。個人投資家の中でも株式投資の経験が浅い人は、株価が下がったときは自分の中でのルールに従って行動するということを意識してみてください。
株式投資において重要なのは、負けたときの対処法です。その中でも、含み損を抱えているときの行動は、いかに傷を小さくするかに関わってきます。
投資で負けているときに冷静な判断をすることはとても難しいです。
そのため、あらかじめ自分が負けたときの行動を決めておくことは、株式投資で致命傷を負わないための一つのポイントです。