こんにちは!ライターのnemuです。
今回は、国際恋愛とキャリアを切り口に、”国際”恋愛ならではの悩み事や、
キャリアとの両立について考えてみました。
外国人のパートナーがいたり、留学先で出会った外国人とデートした!
というお話は、今では珍しいことではありません。
実際、近年は日本でも多くの人が国際結婚に至っています。
ただ、距離が離れていたり、文化の違いもあったりと
同じ日本人同士ではないことでの悩みや不安もあるのではないでしょうか?
今日は、そんな国際恋愛とキャリア、どちらも諦めたくない!という方に向けてまとめてみます。
近年の国際化に伴い、国際結婚する人の割合が増えている印象があるのではないでしょうか?
実は国際結婚数はバブル期に一気に増加し、近年は少し減少傾向です。
国際結婚割合が最も多かったのは2006年で約6%。
そこからは年々減少しており、だいたい3%前後の割合となっています。
ちなみに、日本人男性のほうが女性よりも国際結婚の割合が高いというデータも。
今後、少子化が進むとともに、未婚率も上がっていくのでは?と言われていますが、国際恋愛・結婚を選ぶ人の数はどうなっていくのでしょうか。
いずれにせよ、国際化が進んでいく近代において、注目していく必要がありそうですね。
パートナーが日本人でも、外国人でも。
自分と違う他人と言うことでは変わりありません。
外国人彼氏を持つ私の友人も「価値観が違うとわかっているから、逆にやりやすいかも!」なんて話していたりしました。
意外にも、生まれた環境が全く違うからと言って一概に大変だとは言い難いのかもしれません。
ただ、やっぱりそこは”国際”恋愛。
日本人同士とはちょっと違った課題も出てくるそうで…。
①超遠距離恋愛!会える頻度が少ない…
コロナ禍の影響をがっつり受けたのが、国際恋愛だったと思います。海外に住むパートナーに会うことが、とても難しかったことでしょう。
ただでさえ、日本はアジアの島国。
ヨーロッパやアメリカの恋人の元に行こうとすると航空券だけで10万程度かかってしまいます。
加えて、大阪⇆東京のように週末であれば行けるかな…!
という距離ではありません。
何ヶ月も前から計画を立て、貯金をして、仕事の休みをとって…といくつもの過程が必要になってしまいます。
お互いの誕生日や記念日、イベントに合わせて、お互いの国を移動していると言う方も多いのではないでしょうか?
時間やお金の問題がどうしても出てきてしまうのは、距離が離れているからこそ。
②いつ話してる?時差問題!
海外旅行だけでなく、国際恋愛の時差問題も深刻です。
アジア圏ならまだしも、ヨーロッパなどであれば7-8時間程度の時差が生じます。
どちらかが早起きしたり、もしくは夜更かししたり。時には昼休憩などに時間を合わせて連絡することに。
オンライン会話ツールの発達により、連絡を取ること自体は容易になったものの
お互い忙しかったり、不規則な生活であればなかなか時間を合わせることは難しいです。
わたしの友人も、早起きして朝ごはんを食べながら、仕事終わりのヨーロッパの彼と話しています。 朝が苦手な私には難しい話です….笑
日本でのお付き合いより、少しだけ時間調整の努力も必要になってくるのが国際恋愛です。
③文化の違いがトラブルになることも…
同じ日本人でも価値観は違う、と言えど、そもそも文化的背景が大きく異なる外国人パートナー。
世界にはいろんなルーツを持つ人たちがいて、人の数だけ個性がありますが基本的な生活スタイルや、生き方も大きく異なってくるのは、国際恋愛の興味深い点かなと感じます。
例えば、本当に小さいところだと
「家で靴を履くか」
「シャワーは朝型?=体を洗わずにベットに入る?」
「疲れた時には、何を食べたい?」など。
なにそれ、そんなのどうでもいいじゃん!と思う人もいるかもしれませんが、こういうのは一緒に生きていくのであれば結構大切。
私は、以前イタリア人とデートしていた時、
疲れてしんどい!日本食しか口に入らない….と思った夜、こういう時はカルボナーラだね!と言われて衝撃だったことがあります。笑
また、付き合い方や、家族観なども大切な部分ですよね。
異性と遊びに行くこと、家族にいつ紹介するか?なども、日本の「こうすべき」と必ずしも一致するとは限りません。
自分の「当たり前」と違う、どうしてわからないの!などという壁にぶつかってしまう人、やっぱり多いところです。
お金がかかっても、日常の過ごし方にちょっと調整が必要になっても、「難しいよね。」で終わりたくなんかありません。。
だって、仕事のためだけに生きているわけではないですよね。
誰だって、好きな人と一緒に歩んでいきたい。
そこに、ちょっと制約が増えたからって諦める理由にはなりません。
好きな場所で、好きな人と好きな人生を歩んでいけるように。
そんな自分を目指すために、私が大切にしていることは二つあります。
①どこでも働ける自分になる
これは、どこに行っても“自分で”自分を幸せにしてあげるために必要な力だと考えています。
もし、パートナーが外国人で将来海外に暮らすかもしれないのであれば、そこで働くには語学力やスキルも必要になってきます。
好きな人と一緒にいれるなら、仕事なんてなんでもいい!という方もいるかもしれません。
でも、もし両方手に入れることができるかもしれないのであれば…?私は、その小さな可能性に挑戦したいと思います。
そのためには、ビジネスレベルの語学力が必要かもしれないし、専門性が必要かもしれない。
どこで生きることになっても、1日の大部分を費やす仕事も楽しめるように。
今からコツコツ努力していきたいことの一つです。
②違いを“楽しむ材料”にしてしまう
「なんでわかってくれないの!」とイライラしてしまった時。
ちょっと落ち着いて、考えてみてください。違うことで、広がった世界もあるはず。違うから、魅力的に感じられる部分もあるはず。
それなのに、全てが思い通りにならないから、と怒りをぶつけてしまうのはちょっと悲しいことです。
恋に落ちることは運命でも、一緒にいると決めたのはあなたです。
その“選択”には、あなたの意志が入っています。誰のせいでもないし、強制でもないんです。
せっかくなら、その違いを楽しんでみてはどうでしょう?
「なんでそう思うの!」ではなく、「そんな考え方もあるのか!」
「どうしてわかってくれないの!」ではなく、
「これは当たり前じゃないんだ!」
ネガティブに捉えるのは、感情ですが、ポジティブに変えることは意思であり、少し意識を向けることで可能になります。
せっかくなら、お互いの違いを新たな価値観の発見、というポジティブ変換に繋げてみては?
好きになった相手が、たまたま日本の人ではなかった。
ただ、それだけのことで、キャリアで輝く自分の道を諦める必要なんてないんじゃないかな?と私は思います。
パートナーがどんな人で合っても、自分らしく輝いて生きていける時代。
しっかりと、自分らしさをどこでも出していけるように、日々の意識や準備が大切そうですね。