彼氏が転勤族だった場合、結婚を決めるには勇気がいりますよね。
「仕事はどうしよう」
「親はなんて言うだろう」
「新しい土地に馴染めるかな」
などたくさんの悩みが出てくることだと思います。
恋人気分で、簡単に転勤族の彼氏と結婚を決めると、あとで後悔するかもしれません。
メリット・デメリットを理解したうえで、彼と話し合って決めれば困難も乗り越えていけるでしょう。
後半では、転勤族の彼氏と交際する女性のリアルな後悔も紹介します。
ぜひ最後まで読んで、後悔のない選択をしてください。
転勤族の彼氏と結婚するメリット
20代後半以降、交際する相手とは結婚を視野に入れる人が多いですよね。
結婚を考える交際相手が転勤族だった場合、結婚前に考えておかなければならないことは一層増えます。
ここでは、転勤族の彼氏と結婚するメリットを5つ紹介します。
- いろいろな土地に住める
- 新しい出会いがある
- 会社が家賃を負担してくれる
- 嫁姑問題が楽
- 収入が上がる
それぞれもう少し詳しく確認していきましょう。
いろいろな土地に住める
転勤族の彼氏と結婚すれば、転勤のたびに引っ越しがありいろいろな土地に住めます。
旅行で訪れた際には、主要な観光地や限られたエリアにしか足を運ばず、その土地の魅力を理解するには十分ではありませんよね。
転勤族で各地に住むと、穴場スポットや、その土地ならではの旬の食べ物、地元民しか知らないような飲食店と出会えます。
ほかにも、各地の温泉に入れたり方言を聞けたりできるメリットもありますよ。
新しい出会いがある
全国各地（場合によっては海外も）に住めるので、常に新しい出会いがある点はメリットだと言えます。
1つの土地に定住していると新たな友達はできにくいですが、転勤を繰り返せば職場やママ友、ご近所さんなど新たな出会いのチャンスが増えますよ。
会社が家賃を負担してくれる
転勤に伴う引っ越しは、会社が家賃や引っ越し費用を負担してくれるケースが多いですよ。
会社ごとに負担してくれる費用や金額には違いがあるので、結婚前に確認しておいたほうがよさそう。
家賃が浮いた分で、毎月家族で外食やお出かけに行けますね。
嫁姑問題が楽
転勤が多いとなれば夫の地元に住む確率は低く、もしも地元が勤務先になった場合でも数年で引っ越すことになります。
義理の実家が近くにあると、姑の突然の訪問や育児への干渉などがわずらわしいと感じる人も多くいます。
転勤族の場合は、義理の実家へ行く機会は盆・正月など、年数回に限られるので、義理の両親と適度な距離を保てます。
収入が上がる
転勤は基本的には昇進や栄転の場合が多いので、単純に月の給与が上がる可能性も高いと言えます。
たとえば転勤先でこれまで以上の役職に就任する場合などは、役職手当がつく可能性があります。
転勤族の彼氏と結婚するデメリット
ここまで転勤族と結婚するメリットを紹介してきましたが、いい面だけを知って結婚を決めてしまうのは危険です。
あとから不満が出てこないようにデメリットも確認していきましょう。
- 仕事を辞めなければならない
- 家族や友人となかなか会えない
- 仕事が探しにくい
- 将来的に単身赴任の可能性も
1つずつ内容を見ていきましょう。
仕事を辞めなければならない
転勤族の彼氏と結婚して転勤先についていく場合には、現在勤めている会社を辞めなければいけないパターンがほとんどです。
会社によっては夫の転勤先に異動という方法を取ってもらえる場合もありますが、２回目以降の転勤ではどうなるかわかりません。
あなたが今の職場にやりがいを感じていたりスキルアップを目指していたりするならば、仕事を辞める覚悟があるのか考えなければいけません。
家族や友人となかなか会えない
地元に定住していれば頻繁に会える家族や友人と、会いにくくなってしまう点はデメリットです。
これから子どもを考えている場合は、育児で悩んだときや困ったとき、簡単に親に頼れないことも理解しておきましょう。
仕事が探しにくい
転勤族の彼氏と結婚した場合には、仕事が探しにくいというデメリットもあります。
転勤族の妻たちの多くは、派遣社員や在宅ワークを選んでいます。
また、せっかく仕事に慣れてきたタイミングで転勤が決まってしまうということも。
転勤族の妻になるなら、全国どこでも活躍できるスキルを身に付けておくと安心です。
※下記の記事も是非ご参考にしてください
将来的に単身赴任の可能性も
夫婦2人で生活を送っているうちは、転勤にも当然一緒についてまわることが可能です。
しかし、子どもが大きくなってきたときや、どちらかの親に介護が必要になったときに、家族全員で転勤は難しくなる可能性があります。
将来的には、夫が単身赴任になる可能性も考慮しておきましょう。
転勤族の彼氏を持つ女性の後悔
実際に転勤族の彼氏と結婚を考えたことのある女性に、後悔はあるのかインタビューしてみました。
結婚を選んだ場合にも、別れを選んだ場合にも、それぞれ後悔が残ることがあるとわかりましたよ。
どのようなケースがあったのか、確認していきましょう。
転勤族の彼氏と結婚した後悔
結婚後、喧嘩ばかり・・・
20代後半、付き合いたての彼に転勤が決まり、恋愛気分のまま「2人なら乗り越えられる！」と入籍しました。一緒に住んでみると家事の分担をしてくれない彼に嫌気がさして、喧嘩を繰り返す日々です。
環境に馴染めない・・・
結婚前地元から離れたことのなかった私は、引っ越し後の環境に馴染めずうつ病になってしまいました。夫は仕事が忙しく私にかまってくれることはなく、結局お別れしてしまいました。
子育てに苦戦・・・
結婚後しばらくは2人でうまく生活を送っていたものの、妊娠をきっかけに後悔の日々が始まりました。子育ては思った以上に大変でノイローゼ気味に…。同じ時期に出産した妹は、両親に頼っていて正直うらやましいです。
結婚前に、転勤に伴うリスクを甘く考えてしまったことが原因で、病を患ったり寂しい思いをする羽目になったりと後悔している声がありました。
転勤族の彼氏と別れた後悔
仕事を選んだものの・・・
付き合っていた彼氏に転勤の辞令が出て、仕事を辞めたくなかったため別れました。それからなかなか素敵な人に出会うことができず、いつの間にか30代後半になってしまいました。周りの友達は、結婚して子育てをしていて、遊びにも誘いづらいです。
引っ越ししたくなくて・・・
当時、転勤族の彼氏と同棲していて、性格も合い楽しく生活を送っていました。そろそろ結婚を考えたい年齢になってきたとき、ほかの男性から交際を申し込まれました。仕事や家族のことを考えると引っ越しはしたくないと思い、転勤族の彼氏とは別れほかの男性と交際を始めました。その後新しい彼氏とは性格の不一致ですぐに別れて、いまでも転勤族の彼氏のことが忘れられません。
別れたあとで彼氏のことが忘れられない、適齢期を逃してしまったという悲痛な声が多くありました。
まとめ
転勤族の彼氏と結婚を考えている人は、さまざまなメリット・デメリットについて理解しておく必要があります。
結婚は交際と違い、お互いの家族が深く関わり合い生活にも劇的な変化を与えます。
恋人気分のまま、気軽に結婚をしてしまうと、のちの後悔につながることもあります。
2人でしっかり話し合い、決めていきましょう。
あなたが日々楽しく生活を送れるような決断をしてくださいね。
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