「転勤族の彼と結婚した場合、仕事はどうしよう」
「引っ越しの度に転職するのは大変そう」
「転勤族の妻にも働ける先はあるの?」
転勤族の彼と結婚を考えていたり、実際結婚したりすると、自分自身の仕事について不安が生じるでしょう。この記事では転勤族の妻におすすめの働き方や、実際の声を紹介します。
何も情報がなければ、流れに任せて引っ越してみたものの、職に就けないと悩んでしまう可能性があります。転勤族の彼との生活も自分自身のキャリアも諦めたくないという方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。
転勤族の妻が仕事選びやキャリアに不安を感じる理由
転勤族の妻には、仕事選びやキャリアに不安を感じる方が多くいらっしゃいます。
不安を感じる理由
- 今の仕事が続けられない
- 積み上げたキャリアを手放すことになる
- 転勤の度に転職して職歴が細切れになる
- 職場でスキルアップやキャリアアップが望めない
- 長期雇用が見込めないという理由で採用されにくいのではと不安
上記のような理由で、転勤族の夫を持つことへの不安・転勤についていくことへの迷いが生じるようです。
実際に転勤を機に長年勤めた会社を退職せざるを得ないという状況もあるでしょう。
次の章からは、転勤族の妻におすすめの働き方や仕事について紹介します。
転勤族の妻におすすめの働き方
転勤族の夫を持つ妻が、引っ越しを繰り返しても働きやすい方法を5つ紹介します。
- 全国に支社や支店のある会社に勤める
- 有期契約の仕事を選ぶ
- リモートワーク可能な職につく
- フリーランスで働く
- 専門性の高い職につく
それぞれ見ていきましょう。
全国に支社や支店のある会社に勤める
パートや正社員など雇用形態に関わらず、全国に支社のある会社に勤めましょう。
全国に支社のある会社であれば、空き状況に応じて妻自身の転勤が可能になることがあります。
メリット
- 転勤先から通える職場に異動できる可能性がある
- 仕事内容が大きく変わることなく、キャリアを継続できる
デメリット
- 空き状況次第では異動ができないこともある
- 職種が限定されることがある
全国に支社のある会社であれば、転勤と同時に異動が叶わなかった場合でも、募集状況をチェックして再雇用してもらえる可能性もあるでしょう。
有期契約の仕事を選ぶ
転勤時期が不明な場合や、1年毎の異動などの場合、派遣社員や契約社員といった有期契約の仕事を選ぶ手段も有効です。
派遣社員の場合、雇用期間は最短で1日から。多くの場合は数カ月ごとの契約更新というスタイルです。
契約社員も同様に、雇用期間があらかじめ決まっていて、企業と本人合意があれば、原則5年を上限として雇用期間を延長することもできます。(参考:https://muki.mhlw.go.jp/)
メリット
- 全国展開している派遣会社を利用すると、転勤先での職探しも助けてもらえることがある
- 同じ派遣会社から紹介を受けると社会保険や雇用保険が継続されるケースがある
- 仕事の難易度が高過ぎないケースが多い
デメリット
- 正社員ではない
- 契約更新してもらえないこともある
- 職種が限定されることがある
あらかじめ有期の仕事であれば、夫の転勤が決まったときに退職を巡って会社とトラブルが起きにくいでしょう。
リモートワーク可能な職につく
全国どこにいても就労可能なフルリモートワークを取り入れている企業に就職する方法もあります。直接オフィスや職場に出向かなくていいため、転勤に左右されず働き続けることが可能です。
メリット
- 出社の必要がなくどこにいても働ける
- スキルを磨ける
- キャリアアップできる可能性がある
デメリット
- まれに出社が必要な場合がある
- 専門的な資格や知識を要するケースがある
リモートワーク可能なケースが多い職には、オンライン秘書や事務、電話営業などが挙げられます。
フリーランスで働く
フリーランスで就業する方法も、転勤族の妻におすすめです。融通が効きやすい仕事を自分で選択することができ、好きな時間に好きな場所で働くことが可能になるでしょう。
メリット
- 好きな時間に好きな場所で働ける
- 副業を持ち、稼ぐことが可能になる
- 人間関係に煩わされない
デメリット
- 仕事の依頼が来るようなスキルを身につける必要がある
- 初期投資がかかる場合がある
- 収入が安定しない
収入を得られるようになるまでは忍耐が必要ですが、スキルを磨けばどこにいても働き続けられる方法です。フリーランスとして活躍しやすい職種としては、webライター、webデザイン、動画編集、プログラミングなどが挙げられます。
専門性の高い職につく
国家資格が必要な職業や、専門性の高い職業を選ぶと、転勤に伴う引っ越しがあった場合も再就職しやすいでしょう。
専門性のある資格や知識を要する仕事は需要が高く、人手不足であるケースが多いため、積極的に採用してもらいやすい傾向があります。
メリット
- 資格を取得すれば一生モノのスキルになる
- 平均よりも給与が高いケースがある
- キャリアアップやスキルアップが見込める
デメリット
- 資格や知識の取得に労力がかかる
- 実績がないと採用されないケースがある
看護師や栄養士、行政書士などの資格を持っていて、資格を活かした職歴がある場合、日本中どこであっても職探しがスムーズになるでしょう。
また、時代に左右されず安定して需要が高い点も、転勤族の妻におすすめする理由です。
転勤族の妻が選んでいる仕事
ここまで転勤族の妻におすすめの働き方を紹介しました。
しかし、実際に転勤先で就職できるまで、職に就けるのかと不安に感じる方は多いでしょう。
この章では、実際に転勤族の夫を持ち、転勤についてまわっている妻たちが実際に選んでいる仕事について見ていきましょう。
「派遣社員とか契約社員とかで非正規で働いています。
またいつ転勤になるかわからないので。。。転勤ママ友はパートが多いです。」
引用:ヤフー知恵袋
「転勤族の奥様が同僚でいましたが、正社員の薬剤師でした。大手で全国に店舗があります。」
引用:ヤフー知恵袋
「転勤族だと頻度にもよりますが、数年おきの高頻度なら単身赴任を選ぶケースが多いですよ。」
引用:ヤフー知恵袋
「帯同してる人は扶養内パートか専業主婦がほとんどで、稀に正社員でフルリモートの人がいます。スーパー、コンビニ、ドラッグストア、軽作業、パン屋、コールセンターなどしてるパートさんが多いですね。」
引用:ヤフー知恵袋
転勤が数回目の段階ではパートや派遣社員として働くことを選んでいる方も多くいるようです。
転勤の頻度や回数が多くなってくると、転職を負担に感じる方が増え、リモートやフリーランスといった場所を選ばない職業へ転身する方も多くいらっしゃいます。
まとめ
転勤族の妻の多くが、仕事やキャリアに対して不安を抱えています。
結婚を悩んでいる方や結婚直後の方であれば、さまざまな不安があるでしょうが、転勤族の妻におすすめの働き方は5つもあります。
- 全国に支社や支店のある会社に勤める
- 有期契約の仕事を選ぶ
- リモートワーク可能な職につく
- フリーランスで働く
- 専門性の高い職につく
実際に全国には夫の転勤についていきながら、生き生きと働いている女性も多数。ぜひ今後のキャリアビジョンを考える参考にしてください。
結婚も仕事も諦めない素敵な生活が送れることを応援しています。